取ってはいけない脂質
摂取すると危険な脂質
こんにちは、Takaですヾ(ゝω・`)o
前回に引き続き、今回は摂取すると危険な脂質についてです。
前回は摂取すべき脂質について話しましたが、逆に取るべきでない脂質もあります。
前回の話から言うと、動物性の脂が良くないのか、と思う所ですが。それ以外に、我々は知らない間に取ってしまっている脂質があります。
聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれませんが、トランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸とは?
例えば、コンビニエンスストアに売られている食品は様々な目的で、添加物が入っています。
触感や風味を整えるもの
保存性を向上させるもの
その中でも、水素を添加する過程で発生する脂肪酸、それがトランス脂肪酸というものです。
少し化学の話になりますが、我々が食べ物を食べるにあたり、気を付けなければならないのは食品の酸化です。
人が息を吸って酸素を取り入れるように、世に存在する細菌や微生物は、酸素を取り入れて生きています。
その取り入れた酸素を使って、生命の維持をはかっています。
その時に起こる酸化が、食べる前に起きてしまうと逆に、体にとって悪い影響を及ぼします。
つまり、食品を酸化させないことが大切なわけです。
酸化作用というのは、ある物質に酸素がくっつく事なのですが、その前に他のものをくっつけてしまい、酸化しないようにしようとしたのが、水素の添加です。
そして水素を添加する技術を利用した結果、副産物としてトランス脂肪酸が生まれました。
トランス脂肪酸が含まれるもの
トランス脂肪酸は水素を添加することによって風味や触感、保存性を高める一方、多量の摂取が心臓病のリスクを高めると言われています。
WHO(世界保健機関)では、1日の摂取量を総エネルギー摂取量の1%未満にするよう勧告しています。
アメリカやヨーロッパでも、食品中のトランス脂肪酸の含有量を規制する措置も実施しています。
ましてや中国や韓国、台湾などでも、食品中のトランス脂肪酸含有量の表示を義務付けているのに、日本は表示すら義務付けてない
そして、トランス脂肪酸が含まれているものは代表例はマーガリンやショートニングです。
これらの脂質、見たことありませんか?
コンビニに売られている菓子パンの表示を見てみて下さい。マーガリンやショートニングは、ほとんど当たり前のように使われています・・・
そもそも、マーガリンは昔バターが高くて変えなかった時代にその代替品としてマーガリンが普及しました。
かつては人造バターとも呼ばれていたんですよ?
いつしか
バターは動物性
マーガリンは植物性
として認識が分けられるようになり、マーガリンのパッケージには綺麗な花柄が描かれるようになりました。
企業の、マーガリンに対するイメージ戦略ですね。
その結果、残念なことに「マーガリンが好き」という人も出てきました。
試しにマーガリンとバターを外に置いてみて下さい。
アリは、バターにしか群がりません。
マーガリンにアリは寄ってきません。
もうお分かりかと思いますが、意識していなくても、我々はトランス脂肪酸を取ってしまっています。
揚げ物の外食に行っても、酸化した油を使い回しています。更に、何を使っているかは厨房に行くまで分かりません。
我々にできる事は、
①コンビニの菓子パンを極力食べない事
②脂よりも油を摂取すべきであるが、酸化していない油を取るには
外食ではなく家でちゃんと手料理して作ったものを食べる事
この二つは、意識して食生活を送りたいですね。
摂取すべきでない、トランス脂肪酸の話でした☆
see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪